カランドリエの口福な時間 [├フレンチ・イタリアン]
先日、近頃評判の“イケメンシェフの店”へ行った。
休日のランチ時、外から見たところ、盛況のようだけど2席ほど空きがある。
でも、こっちは3名でビミョーなカンジ。
「3人なんですけど・・・」と言うと、フロアのお兄チャンがこうのたまった。
「厳しいですね」
・・・・・・・・
抑揚は一切ナシ。言葉の終わりに一切余韻ナシ。ついでに笑顔もナシ。
「ハァ〜!?」って言いそうになりましたよ。
「厳しい」って何ナン? 満席なら「満席です」と言えばいい。
いずれにしても、「申し訳ございません」とか「すみません〜」とか言って、でもって「またお願いします」ってのが、フツーであると思うけれど、そんな言葉はナイ。
この兄チャン、ネットでは評判が大層悪いのであるが、噂通り。
そんなわけで、この日は入店ならず。
しかし、それから暫くしてまた近くに行く機会があったので、また行ってみた(懲りないワタクシ)。
今度は平日で、時間もちょっと遅かった事もあって、すんなり入店。
でも、やっぱりお兄チャンには驚かされました。
前菜の皿には、小さな器に入ったオリーブオイルが添えられていたのであるが、食べ終った後(結構ウマかった)残ったオイルをパンにつけて食べるつもりでいたら、件のお兄チャンが皿を下げようとしたので「オイルをパンにつけて食べたいので、置いておいて下さい。」と言ったら、兄ちゃんは片手で皿を持ったまま、平然とこうのたまった。
「じゃ、自分で(器を)取って下さい」(驚愕!)
抑揚は一切ナシ。情感も余韻もナシ。笑顔ももちろんナシ。
アリエナーイ!!!
私は自分で器を取って、パン皿の上にのっけたよ。
ちなみに、強制撤去された皿には塩が残ってた。アレもつけて食べようと思ってたのに。
塩分控えさせてくれて、アリガトウ!!
その他、ちっちゃな「カチン」と「えっ!?」か「ムッ」がいろいろあったけど、メンドーなので割愛。
その後、ずっとこの兄チャンを観察していたけれど、見事に笑わんのねー。
別に、愛想笑いしろと言っているワケではナイよ。
他のお客さんとのやりとりを聞いていても、抑揚も感情もなく、必要なことしか喋らはれへんのねー。
大いなる疑問。
このヒトは、なんでサービスの仕事をしているんだろう?
(いや、そもそも“サービス”をしてないわけだけど)
そもそも、なんで接客業?
ホントにフシギ。
っていうか、お金払って不愉快になるのが気ィ悪いし、虚しい・・・。
マクラが恐ろしく長くなりましたが、「レストランっていいなぁ」とシミジミ感じて、とっても口福になれる店、カランドリエに行ったコトが本題です。
(マクラの店はもっと気楽な店で、マクラにするのがどーかということなのかも知れないケド)
数年ぶりのカランドリエ。
行ってみたら、随分、外観が変わってた。
なんだか、カフェみたい・・・。
リニューアルされたそうですが、概ね不評だそうですw
内装も前とは随分違うように思えるけれど、こちらはモダンでシック。
一歩足を踏み入れた途端にスペシャルな気分。
店内に漂っている空気感はどう表現したらいいんでしょー。
高級感があるけれどリラックス感もあって、大阪の庶民的には、気後れせずとも良い上質感が心地良いと思うんですけど。
スタートはシャンパーニュ。
休日の昼シャンはタマラナイ。

アミューズは“カランドリエとえいば!”の一口大のコロッケ。

口の中に入れて、サクサクの衣を囓るとトロ〜リ温かいフォアグラのスープが、口いっぱいに広がる。
ショーロンポーみたいだけど、アツアツじゃない、
「アツアツアツ〜!!」ってハフハフして火傷しないように、ちゃんと計算されている。
初めてこれを食べた時には、すっごい驚いて感動したものだった。
最初の衝撃はないけれど、何度食べてもウマイ。
シアワセな気分になれます。
ランチは4500円と7500円と1万円。
私は4500円のコースを食べました。
かれこれ1ヶ月ほど前のことなので、記憶が遠いため、料理名等、詳細は全て忘却の彼方。
そこんとこ、ご了承の上、ご覧下さい。
前菜

魚料理

肉料理

5人だったので、3人が4500円のコース、2人が7500円のコースをオーダーして、メインもそれぞれ違うのを選んでいろいろ楽しんだ。
ちなみに、7500円のコースはこんなん。


シャンパンも含めて、3本を開けました。
ちなみに、「5人で」です。

あまりにも気分イイので、さらに、食後酒も飲んだのでアル。
同行の人たちが飲んだマールにカルバドス。私のオーダー↓アルザスのマール。

ゲビュルツトラミネールのマールは、マールというよりもグラッパに近いカンジ。
サービスの方が優雅にマールを注ぐ図↓

そして、甘いもん好きにはタマラナイ、めくるめくスイーツタイム。

デセールのワゴンサービスも、レストランの醍醐味。


普段は甘いものをほとんど食べないこんなワタクシでも、カランドリエのワゴンサービスには少々ときめいてしまいまして、ちょこっとずつ↓だけど、こんな状態に。

お皿もカワイイ。
同行の一人が、超甘党で全種類をオーダーしてた。
さらに、アイスクリームもあるだけの種類を発注。こっちは最後のプティフール
↓ ↓

たっぷり2時間半以上、私達は食事とお酒を堪能。
初めてこの店で食べた時のこと。
二皿目の前に、サービスの方が席にやって来て、私の友人にだけナイフを左側にセッティングされた。
彼女は左利きなのだ。
客は頼んだワケじゃない。サービスの方も特に何も言わない。
そのさり気ない、心遣いに友人はいたく感動していた。
店を出た後、私はそれを聞かされた。
我々は向かい合って座っていて、カトラリーのセッティングは、二皿目から鏡のようになっていた訳だけれど、全く気付かなかった。
私は鈍感なのでありまして。
でも、そういうのが心地良くて、素敵な気がする。
過剰じゃなくて、穏やかでゆったりしていて、でも余裕があるカンジ。
「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えられて、最後に見送られて店を後にするまで、サービスって膨大な気配りの積み重ねなのだと思います。
でも、私のように鈍感な人はそのディテールには全く気付かなくて、でも、最終的にとってもシアワセ。
美味しい料理だけでは、そんな気分にはなれないと思う。
味オンチな私だから、余計にサービスと人柄(シェフもスタッフも)に感じ入る店に惹かれるのです。
カランドリエ
CALENDRIER
■大阪市中央区本町3-2-15 小原3ビル1F
■06-6252-5010
■11:30~14:00 18:00~21:30
月曜定休
休日のランチ時、外から見たところ、盛況のようだけど2席ほど空きがある。
でも、こっちは3名でビミョーなカンジ。
「3人なんですけど・・・」と言うと、フロアのお兄チャンがこうのたまった。
「厳しいですね」
・・・・・・・・
抑揚は一切ナシ。言葉の終わりに一切余韻ナシ。ついでに笑顔もナシ。
「ハァ〜!?」って言いそうになりましたよ。
「厳しい」って何ナン? 満席なら「満席です」と言えばいい。
いずれにしても、「申し訳ございません」とか「すみません〜」とか言って、でもって「またお願いします」ってのが、フツーであると思うけれど、そんな言葉はナイ。
この兄チャン、ネットでは評判が大層悪いのであるが、噂通り。
そんなわけで、この日は入店ならず。
しかし、それから暫くしてまた近くに行く機会があったので、また行ってみた(懲りないワタクシ)。
今度は平日で、時間もちょっと遅かった事もあって、すんなり入店。
でも、やっぱりお兄チャンには驚かされました。
前菜の皿には、小さな器に入ったオリーブオイルが添えられていたのであるが、食べ終った後(結構ウマかった)残ったオイルをパンにつけて食べるつもりでいたら、件のお兄チャンが皿を下げようとしたので「オイルをパンにつけて食べたいので、置いておいて下さい。」と言ったら、兄ちゃんは片手で皿を持ったまま、平然とこうのたまった。
「じゃ、自分で(器を)取って下さい」(驚愕!)
抑揚は一切ナシ。情感も余韻もナシ。笑顔ももちろんナシ。
アリエナーイ!!!
私は自分で器を取って、パン皿の上にのっけたよ。
ちなみに、強制撤去された皿には塩が残ってた。アレもつけて食べようと思ってたのに。
塩分控えさせてくれて、アリガトウ!!
その他、ちっちゃな「カチン」と「えっ!?」か「ムッ」がいろいろあったけど、メンドーなので割愛。
その後、ずっとこの兄チャンを観察していたけれど、見事に笑わんのねー。
別に、愛想笑いしろと言っているワケではナイよ。
他のお客さんとのやりとりを聞いていても、抑揚も感情もなく、必要なことしか喋らはれへんのねー。
大いなる疑問。
このヒトは、なんでサービスの仕事をしているんだろう?
(いや、そもそも“サービス”をしてないわけだけど)
そもそも、なんで接客業?
ホントにフシギ。
っていうか、お金払って不愉快になるのが気ィ悪いし、虚しい・・・。
マクラが恐ろしく長くなりましたが、「レストランっていいなぁ」とシミジミ感じて、とっても口福になれる店、カランドリエに行ったコトが本題です。
(マクラの店はもっと気楽な店で、マクラにするのがどーかということなのかも知れないケド)
数年ぶりのカランドリエ。
行ってみたら、随分、外観が変わってた。
なんだか、カフェみたい・・・。
リニューアルされたそうですが、概ね不評だそうですw
内装も前とは随分違うように思えるけれど、こちらはモダンでシック。
一歩足を踏み入れた途端にスペシャルな気分。
店内に漂っている空気感はどう表現したらいいんでしょー。
高級感があるけれどリラックス感もあって、大阪の庶民的には、気後れせずとも良い上質感が心地良いと思うんですけど。
スタートはシャンパーニュ。
休日の昼シャンはタマラナイ。

アミューズは“カランドリエとえいば!”の一口大のコロッケ。

口の中に入れて、サクサクの衣を囓るとトロ〜リ温かいフォアグラのスープが、口いっぱいに広がる。
ショーロンポーみたいだけど、アツアツじゃない、
「アツアツアツ〜!!」ってハフハフして火傷しないように、ちゃんと計算されている。
初めてこれを食べた時には、すっごい驚いて感動したものだった。
最初の衝撃はないけれど、何度食べてもウマイ。
シアワセな気分になれます。
ランチは4500円と7500円と1万円。
私は4500円のコースを食べました。
かれこれ1ヶ月ほど前のことなので、記憶が遠いため、料理名等、詳細は全て忘却の彼方。
そこんとこ、ご了承の上、ご覧下さい。
前菜

魚料理

肉料理

5人だったので、3人が4500円のコース、2人が7500円のコースをオーダーして、メインもそれぞれ違うのを選んでいろいろ楽しんだ。
ちなみに、7500円のコースはこんなん。


シャンパンも含めて、3本を開けました。
ちなみに、「5人で」です。

あまりにも気分イイので、さらに、食後酒も飲んだのでアル。
同行の人たちが飲んだマールにカルバドス。私のオーダー↓アルザスのマール。

ゲビュルツトラミネールのマールは、マールというよりもグラッパに近いカンジ。
サービスの方が優雅にマールを注ぐ図↓

そして、甘いもん好きにはタマラナイ、めくるめくスイーツタイム。

デセールのワゴンサービスも、レストランの醍醐味。


普段は甘いものをほとんど食べないこんなワタクシでも、カランドリエのワゴンサービスには少々ときめいてしまいまして、ちょこっとずつ↓だけど、こんな状態に。

お皿もカワイイ。
同行の一人が、超甘党で全種類をオーダーしてた。
さらに、アイスクリームもあるだけの種類を発注。こっちは最後のプティフール
↓ ↓

たっぷり2時間半以上、私達は食事とお酒を堪能。
初めてこの店で食べた時のこと。
二皿目の前に、サービスの方が席にやって来て、私の友人にだけナイフを左側にセッティングされた。
彼女は左利きなのだ。
客は頼んだワケじゃない。サービスの方も特に何も言わない。
そのさり気ない、心遣いに友人はいたく感動していた。
店を出た後、私はそれを聞かされた。
我々は向かい合って座っていて、カトラリーのセッティングは、二皿目から鏡のようになっていた訳だけれど、全く気付かなかった。
私は鈍感なのでありまして。
でも、そういうのが心地良くて、素敵な気がする。
過剰じゃなくて、穏やかでゆったりしていて、でも余裕があるカンジ。
「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えられて、最後に見送られて店を後にするまで、サービスって膨大な気配りの積み重ねなのだと思います。
でも、私のように鈍感な人はそのディテールには全く気付かなくて、でも、最終的にとってもシアワセ。
美味しい料理だけでは、そんな気分にはなれないと思う。
味オンチな私だから、余計にサービスと人柄(シェフもスタッフも)に感じ入る店に惹かれるのです。
CALENDRIER
■大阪市中央区本町3-2-15 小原3ビル1F
■06-6252-5010
■11:30~14:00 18:00~21:30
月曜定休









カランドリエの素晴らしさって、お料理とサービスのバランスが見事であることですよね。
いつか聞いたんですが、あそこのサービスのモットーは
お客様に「すみません(お願いします)」と手を挙げさせるような事を如何に一切させない気配りが出来るかのサービスの集中力。
・・・すべて計算されていると感じずにはいられないのですが、完璧なので空気のように心地がいい当たり前を演出されています。
イケメンシェフのお店って、フランスのサービスのマネでもしているんですかね?
by julliez (2008-05-27 16:50)
美味しい味なのに 残念な 池面の店ですw~
友人=「ぶっ!ちぎれる店」と 言い放ったセリフが 頭から離れません。
ワインは 何がお奨めですか?
すべて お奨めです!
ワイン選ぶのに 時間かかるのでしたら あちらの方へ リスト渡します。と云って 奪っていった~ 1冊しか メニューリスト無いいん~か!
by mi802 (2008-05-27 17:48)
julliezさん、
「空気のよう」というのが、素晴らしいんでしょうねぇ。
ちなみに、イケメンシェフの店はフレンチではありません。
どーなんでしょ?
私の数少ないフランスのレストラン体験では、こんなサービス(って、サービスじゃないですけど)を受けたコトはないですけどねー。
ちなみに、日本でもないし、よその国でもない。
mi802さん、
「すべて お奨めです!」ー文章だけでは伝えづらくて、この言葉も言い方次第ですが、あの兄チャンは抑揚も感情もナシの鉄面皮で言うんですよねー。
兄チャンも兄チャンだと思いますが、彼の言動に対してなーんも言わないシェフもいかがなものかと。
ま、私は二度と行きませんが。
by tsunami (2008-05-29 07:48)